2009年2月5日木曜日

ログ監視の設定方法と仕様について

■ログ監視をするにはclient-local.cfgファイルとhobbit-clients.cfgファイルの両方を設定する必要があります。

・client-local.cfg        (Hobbitクライアント側:監視したいログファイルを指定する)
・hobbit-clients.cfg    (Hobbitサーバ側:マッチパターンを検出、警告レベルの判定を行う)

■hobbit-clients.cfgファイルの設定方法 []は任意オプション

LOG logfilename pattern [COLOR=color] [IGNORE=excludepattern]

■オプションの内容
・logfilename
 監視するログのファイル名を指定します。(フルパスで指定します)

・pattern
 エラーを検知したいパターンを正規表現で指定します。

・COLOR
 マッチするパターンを検知した場合の警告レベルを指定します(red:yellow)
 (指定がない場合はred)

・IGNORE
 無視するパターンを正規表現で指定します。
 (パターンに一致した行でもIGNOREのパターンに一致する場合は無視します)

■設定例
1)システムログにI/Oエラー、SCSIエラーが出た場合にステータスを赤にする
LOG /var/log/messages %.(I/O|SCSI).error COLOR=red

2)デーモンログにWARNINGもしくはNOTICEの文字列が出た場合にステータスを黄色にする。ただし、lprの文字列がある場合を除く
LOG /var/log/daemon.log %WARNING|NOTICE COLOR=yellow IGNORE=lpr

デフォルトではログ監視をしない設定。(監視対象とするログ、検知文字列がないため)
color="red", no "excludepattern".

【Q&A】
Q.エラー検知後にログファイルからエラーの行を削除すると?
A.すぐにグリーンになる。

Q.ログファイルのエラーを放置しておくと?
A.エラーが連続して出続けなければ、検知から30分後にグリーンとなる。

Q.ログ監視は複数設定することが可能?
A.システムログとクーロンログなど、併せて設定することは可能だがmsgs項目は一つなので、
 どのログでエラーとなっているか非常に分かりずらい。⇒カスタム監視にしたほうがよいでしょう

Q.監視したいログの形式は?
A.日時 ホスト名 エラーメッセージの順
 Feb  5 14:00:39 zkanshi00 sshd(pam_unix)[1355]: session closed for user root

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